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2006年3月 8日 (水)

映画 「県庁の星」

映画 「県庁の星」 (西谷弘 監督) を見ました。  【ネタバレ注意】

         

=============== ◆◇◆◇◆ 【キャスト】 ◆◇◆◇◆ ===============

 織田裕二 柴咲コウ 佐々木蔵之介 和田聰宏 紺野まひる 井川比佐志

 益岡徹 奥貫薫 山口紗弥加 矢島健一 ベンガル 中山仁 渡辺哲

 梅野泰靖 有薗芳記 大高洋夫 濱田岳 / 酒井和歌子 石坂浩二 他

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織田裕二の出演作品は面白くて見応えがあるものが多く大好きなので、1989年( ドラマ 「ママハハ・ブギ」  映画 「彼女が水着にきがえたら」 ) 以後の作品は、ドラマも映画も全部見ています。柴咲コウも好きな女優。で、「県庁の星」の感想は…

ドラマ畑の西谷弘監督がメガホンをとったから言うわけではありませんが、映画ではなく話を膨らませて連続ドラマにした方が面白かったのではないだろうか。

何だか消化不良気味。ストーリーの肝となる “官僚 vs 民間” の部分はそんなに色濃い描き方でもなく、ステレオタイプな感じで今更感が拭えませんでした。スーパーの改革についても、宣伝の謳い文句の “奇跡の改革” とは大袈裟すぎ…かと。

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実はワタクシ・・・ 一時期はスーパー業界に身を置いていた人間  なもので、店内のシーンはナンダカンダと気になって仕方がありませんでした。(笑) 入社後しばらくは食品売場で店舗勤務をしていたので、織田裕二が演じる主人公が 慣れない環境に戸惑っている様子は、自分が右も左もわからなかった頃を思い出して複雑な心境。映画の中では柴咲コウが演じるパート店員が「裏店長」と呼ばれるぐらいに仕事ができるのですが、自分の経験上でも先輩社員以上にパートさんから得るものは大きかったです。他にも “枕おばあちゃん” のシーンは妙に共感。こういう言い方は良くないかもしれませんが、来店する度に何かと面倒な年配の常連客は必ずいるもので、新人の頃は応対に苦慮しました。こんな風に懐かしく感じられるところがあるには あったけど、全体的には突っ込みたくなるようなシーンが多かった。それにしても、いくら三流スーパーとして描かれているとはいえ仮にもチェーン展開しているスーパーにしてはお粗末すぎる。バックヤードの粗雑な在庫管理やゴミ処理のずさんさなどは、あり得ない感じ。どんなに人柄が良くても、最後に見せ場を作ってみせても、あんなに頼りない店長はいただけません。 県庁さんのスーパーの改革案についても当たり前の事ばかりで大して驚きはなかったです。とはいえ、その当たり前のことが大切で、中にいる人間より外から見た方がわかることが多いのかもしれませんね。

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『改革とは組織や制度を変えることではなく人の心を変えること』

【挫折を味わい、スーパーの研修で民間を経験した主人公が気づくこと】 なのですが、これには深く納得させられました。一般と感覚がズレている官僚連中や、上っ面だけの改革という言葉を軽々しく連呼するどこぞの首相に聞かせてやりたいものです。

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官僚も民間も問題点は山積みなわけで、映画を通して改めて色々と考えさせられたりもしましたが、やっぱり物足りなかったかな。そんな中で、ただのお飾りかと思っていた酒井和歌子が演じる元アナウンサーの女知事には(映画を見ているコチラが)ラストで一泡吹かされました。後味は悪いけど、現実はそんなもんだろうなぁ…と。県庁内でのコーヒーの有料化の話は、(意味するものは違うけど) ドラマ 「王様のレストラン」 の禄郎(筒井道隆)が何となく頭に浮かびました。わかる人にはわかる…(笑) 全体的に批判的なことばかり書いていますが、見易い作品に仕上がってるとは思います。もし、これが連続ドラマならば自分の評価はもう少し良かったかもしれません。いっそのこと多少現実離れしてでも、もっと痛快な物語にした方が面白かったような気もします。

        映画 「県庁の星」 【評価】★★★ <3> (五つ星満点)

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コメント

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投稿: おさいふくん | 2006年3月 8日 (水) 10:57

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» 「県庁の星」 [Authentic=ホンモノ?]
封切られたばかりの話題の映画を見てきました。なお、ボクは原作本は読んでいません。 織田裕二は色々な役が出来るいい役者になったなあ、というのが一番の感想ですね。 県庁職員が「民間交流」と称する研修に出ることになり、織田裕二が演じる主人公はスーパーに行くことになります。そこは行政指導を受けたり売り上げが減ったりしている閉店間際という感じのスーパーなのだが(以下略) この展開、伊丹十三監督の「スーパーの女」を思い出してしまいました。 オフィシャルページのアドレスがkaikakuです... [続きを読む]

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