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2006年11月19日 (日)

映画 「 手紙 」

映画 「 手紙 」 ( 生野慈朗 監督 ) を見ました。

  Tegami001    Tegami002

============== ◆◇◆◇◆ 【 キャスト 】 ◆◇◆◇◆ ==============

  山田孝之 玉山鉄二 沢尻エリカ 吹石一恵 尾上寛之

 田中要次 山下徹大 石井苗子 松澤一之 蛍雪次朗 小林すすむ 高田敏江

  鷲尾真知子 山田スミ子 / 吹越満 風間杜夫 杉浦直樹 他 

=========================================================

  どんなに感動する作品でも、人に涙を見られたくない気持ちが強く働くので、

映画館で泣くことは滅多にない自分ですが、今回ばかりは自然と涙がこぼれました。

重く深い内容に色々と考えさせられ、心を激しく揺さぶられる映画でした。

  東野圭吾の原作小説が素晴らしいのはもちろん、脚本もイイと感じました。

  今作の監督はTBSテレビのドラマ演出でおなじみの大ベテラン・生野慈朗。

連続ドラマの演出家として好きな監督の1人ですが、さすがの出来に嬉しくなりました。

沢尻エリカの不自然な関西弁だけは気になったものの、役者陣の熱演も見応え十分。

  山田孝之は陰がある役を演じさせたら若手ではトップクラスだと思っているし、

 沢尻エリカにしても、その表情や佇まいが存在感を大きくしてスクリーンに映える。

  脇役も充実していて、特に被害者の息子役である吹越満の抑えた芝居が秀逸。

Tegami003そして何といっても、主人公の兄を演じた

玉山鉄二の熱演に心を打たれました。

今までのドラマや映画では見たことがない

 渾身の芝居で、難役を見事に演じきり、

助演男優賞の候補に値するものでした。

( 個人的にはそれぐらいに感じました。 )

     ===== ★ ===== ☆ ===== ★ ===== ☆ ===== ★ =====

『 差別のない国を探すんじゃない。君はここで生きていくんだ。 』

     ・・・ 劇中に登場する言葉がズッシリと重く胸に突き刺さります。

 自分の新しい大切な家族を守る為に 『 兄貴を捨てる 』 という手紙を送った

主人公の心情は理解できても、その行動は必ずしも共感できるものではないけれど、

それによって、事件の時から止まっていた被害者と加害者の感情を突き動かしたこと、

そして何よりも、映画で描かれたラストシーンには救いがあって、胸が熱くなりました。

単純に感動した良かったでは片付けられない作品で、感想を綴ることがとても難しい。

エンディングで流れる小田和正の名曲のタイトルの如く、まさに言葉にできない心境。

だけど 「 久しぶりに深く心に残る映画を見た 」 とは間違いなく言えます。

  映画 「 手紙 」 【評価】 ★★★★☆ <4.5> (五つ星満点)

手紙
手紙
posted with amazlet on 06.11.19
東野 圭吾
文藝春秋
手紙 ~あなたに会えてよかった~
レントラックジャパン

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コメント

take34さん、TBありがとうございましたm(__)m

本当に素晴らしい映画でした!おそらく僕が今年観た邦画のなかでは一番の作品になったと思います。
原作は映画を観た日に買いました^^ これから読み始めようと思います。読書は電車の中が多いので、泣きそうになったらどう誤魔化そうか考え中です(笑)

投稿: cyaz | 2006年11月19日 (日) 08:42

>cyaz さん

こちらこそ、ありがとうございます。 m(_ _)m
元々、見たい気持ちが強かった映画ではありましたが、
cyazさんのブログのレビューを読んで、早く見に行こうという気持ちになりました。
本当に素晴らしい映画で、映画館で見ることが出来て良かったです。
電車の中で原作を読むのはヤバイかもしれませんよ。 確実に・・・??(笑)

投稿: take34 | 2006年11月20日 (月) 01:42

コメントありがとうございました。
ほんとうに、久々に「深く心に残る映画を観た」かんじがします。
優等生的な教訓にとどまらない社長の言葉は、ぐっと胸の奥に訴えるものがありましたよね。

投稿: ノルウェーまだ~む | 2006年11月30日 (木) 13:09

>ノルウェーまだ~む さん

こちらこそ、ありがとうございます。 m(_ _)m
映画の主人公の立場で感情移入して見てはもちろん、自分に置き換えてみても、
深みがある会長の一言一言に、胸が締めつけられる思いがしました。
まさにあのシーンにこそ、この作品の素晴らしさが凝縮されていたと思います。

投稿: take34 | 2006年12月 1日 (金) 02:23

達也です。
梅田のブルク7で観て来ました。
ラスト近くで刑務所の慰問漫才シーンに
流れる小田和正の『言葉にできない』には、
やられました。涙腺のダム、崩壊です。
場内、すすり泣きの嵐 !
途中の中だるみ感と、漫才のレベルが関西人
としては納得できないところですが、
言葉の意味をあらためて感じさせてた、
良い映画です。

@ トラバさせてくださいね。

投稿: TATSUYA | 2006年12月 9日 (土) 19:54

>TATSUYA さん

コメント&トラバをありがとうございます。
あの場面で「言葉にできない」を流すのはズルイ!(笑)
同じく涙を我慢できなくなってしまいました。。。
漫才は確かにイマイチでしたが、こんなものかなと思いながら見ていました。
テンション低めの役が多い山田孝之にしては、まぁ頑張っていた方ではないかなと。
とにかく、色々と感じ考えさせられる映画であったことは間違いないですね。

投稿: take34 | 2006年12月10日 (日) 04:26

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