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2007年5月16日 (水)

古田監督について思うこと

数年前から思っていたことではあるけど、最近その思いが特に強くなってきた。

 『古田監督は野村監督があまり好きではない』 ということ。

        メディアや大方の野球ファンは2人を固い絆で結ばれた

         “師匠と弟子” という感じで見ていることだろう。

    自分もノムさんがスワローズの監督だった頃はずっとそう信じていた。

  でも実際は、そう見られることを苦々しく思っているのではないだろうか?

   去年から古田采配を目にして一番驚いたことは、監督としてのスタイルが

  長距離砲の一発を期待する “長嶋茂雄タイプ” だったということ。

  そして、古田監督はメディアを通して選手を責めることをほとんどしない。

  試合後のコメントは 「ツキがなかった…」 「一生懸命やっているけど…」

    毎度毎度、素人でも語れそうな同じような趣旨の発言の繰り返し。

  それは、大々的にメディアで個人口撃を繰り広げるノムさんとは対照的だ。

  自分が選手として嫌な気持ちを味わったので、そうしたくないように見える。

 愚痴らず、言い訳はせず、それはそれで格好良いスタイルなのかもしれない。

だけどそれは、現実から逃げているだけというか、物足りなさを大いに感じる。

  どちらかといえば、周り(選手達)に嫌われないようにという感じにさえ映る。

  別に・・・ 星野監督のような熱血野球や、落合監督のような面白味に欠ける

 小ズルイ野球を望むわけではないけど、あまりにも生温すぎるのではないか?

チーム状態が悪いとはいえ、青年監督としての溌剌とした雰囲気も感じられない。

 主力2人が抜け、怪我人が続出して、 戦力的にかなり苦しい今季の状況では、

  どんな名将がタクトを振ったとしても、こういう結果になっていたかもしれない。

でも、結果以上に “古田野球の色” というものが全く見えないことが淋しい。

  先月の横浜戦で起こった退場劇の時に珍しく見せた冷静さを失った様子。

   怒りの矛先は間違っていると思うけど、あの熱さやふてぶてしさは悪くない。

 その怒りを不甲斐ない自軍の選手達やコーチ陣にもっと向けて欲しい!

  元々、古田選手はそういう強気な一面を持ち合わせていたはずなのに・・・

 監督を兼任してからは何だか “ただのいいひと” になってしまっている。

 本当に根っからのいいひとである若松監督よりも弱腰な監督のように見える。

   普段はスワローズらしい和気藹々とした楽しい雰囲気でも良いのです。

でも、時にはもっと厳しさを見せて欲しい。 「俺が監督だ!」 という強い姿を

   チームに、そして スワローズファンに対してアピールして欲しい!!

     ===== ★ ===== ☆ ===== ★ ===== ☆ ===== ★ =====

 監督に対しての不満を綴ったけど、一番の問題はコーチ陣だと考えている。

 特に、伊東昭光コーチの存在。ヘッドコーチという役職はどうなのだろうか?

 監督が選手兼任という重荷を背負っているからこそ、ヘッドコーチの存在は

重要な筈だが、申し訳ないけど、昭光さんにはその器とオーラを感じられない。

もっと存在感がある大物か、たとえ外国人やベテランにでも叱ることができて、

状況に応じて監督に苦言を呈することもできる厳しさを持った人でなければ…。

古田監督にとって昭光さんは結婚の時の仲人であり、公私に渡って親しい間柄。

 一久や高津などにも感じることだけど、プライベートでの付き合いが深すぎて、

  どうも監督としての接し方や発言に(他の選手達と比べて)甘さが目立つ。

その慣れあいの空気がチームに蔓延しているヌルさに繋がっているように思う。

  ほとんどのコーチがスワローズの生え抜きというのは決して悪くはないけど、

  外部の血を注入することも必要なのではないか? 特に今は強くそう感じる。

 監督がもがき苦しむ今こそ、コーチ陣がもっと前面に出て支えてあげて欲しい。

     ===== ★ ===== ☆ ===== ★ ===== ☆ ===== ★ =====

一昨年のプレマネ就任時にも書いたけど、あの時点での監督兼任は反対でした。

40代半ばぐらいまでは充分に現役でプレーできると信じていたし、現役引退後は

長期政権の監督になり、新たな黄金時代を築いていくに違いないと思っていた。

まだまだ選手一本でやれていたはずだと今でも思っている。 球団が熟慮せずに

世間に媚びた結果… 選手としても監督としても追い詰める状況になってしまった。

       俺は古田敦也が大好きだ!

    “スワローズの宝” だと思っている。

 だけどこのままでは、スワローズのユニフォームを脱がなければいけない日が

 早くやって来てしまう。 野村監督の時に蓄えた貯金が、若松政権の後半から

 徐々に崩れ始め、古田政権になって完全に失ってしまった。そして、ついには

 武上・土橋・関根監督の80年代の暗黒時代に足を踏み入れそうになっている。

そんな日を迎えないためにも、フロントと現場が一丸となって新しいスワローズを

   作り上げていって欲しい。 未来へと繋がる何かをファンへ見せて欲しい。

  どれだけ低迷しようと、生涯スワローズファンです!

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コメント

ヤクルトにあってるのは野村さんみたいな監督ですからねえ・・・
巨人の監督やらせたら強いだろうけどヤクルトじゃあお金がないんで巨人と同じことしてたら負けますよね。
そろそろ外部から監督、コーチを入れてもいいと思います。
特にピッチングコーチは変えてほしいです。

投稿: naoto | 2007年5月16日 (水) 08:58

はじめまして。
naotoくんのところのコメントを見て、おじゃましました。

あなたの意見はとっても正しいと思います。
そして、その意見に賛成。
せめてヘッドコーチにもっと経験豊富で
それっぽい感じの人(曖昧な表現でスイマセン)を
もってこないとダメかな…。
低迷してもスワファンであることに変わりはないですが
できればこんなふうに低迷して欲しくないですよね。

投稿: ねいびー | 2007年5月16日 (水) 11:02

>naoto さん

ノムさんと出逢って今まで以上に野球の奥深さと面白さを知った人間なので、
どうしても比べてしまい、物足りなさを感じている自分がいます。
そういう意味では今は楽天の動向を見るのが楽しみでもあります。
でも、古田監督にそれを真似して欲しいと思っている訳ではなく、
早く独自の色… これぞ古田野球というものを見つけて欲しくて・・・。
簡単なことではないというのは良くわかっているのですが。


>ねいびー さん

初めまして。コメントありがとうございます。
ブログを拝見させていただきましたが、古田さんの大ファンなんですね。

古田監督を批判したかったのではなく、
自分も好きだからこそ、あえて厳しい事を書いたのですが、
共感していただける部分があったようで、ホッとしました。
経験豊富で有能なコーチか、性格的に明るく元気なコーチがいれば、
きっと古田監督にとっては心強い存在になると思うんですけどねぇ~。
もちろん低迷して欲しくないし、一番見たいのはプレマネの笑顔です。

投稿: take34 | 2007年5月17日 (木) 01:07

こんにちは
落合監督の野球は面白いと思います。
以上

投稿: TAK | 2007年5月17日 (木) 12:57

>TAK さん

初めまして。コメントありがとうございます。
落合監督で検索されて、この記事へ辿り着かれたようですが、
お気に障ったのであれば、申し訳ありません。
落合野球を面白く感じる方がいるのは当然だし、否定もしませんが、
個人的に中日ドラゴンズと落合博満が(讀賣以上に)大嫌いです。
今後も落合監督に対して皮肉った記述があるかと思いますので、
気分悪く感じるのであれば、スルーされることをお勧めします。

投稿: take34 | 2007年5月17日 (木) 16:41

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